賃貸契約の入居審査に借金は影響する?落ちる可能性があるケースを紹介

賃貸契約の入居審査に借金は影響する?落ちる可能性があるケースを紹介

賃貸物件の入居審査を受けるときに、借金の有無が影響するか気になっている方も多いでしょう。

審査をおこなう保証会社は、それぞれ審査基準が異なるため、クレジットカードやカードローンの滞納歴がある方は注意が必要です。

この記事では、賃貸審査に借金が影響するかどうかや、入居審査に落ちる可能性があるケースなどを解説します。

賃貸物件への引っ越しを検討中かつ借金があり不安な方は参考にしてください。

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賃貸物件の入居審査に借金は影響する?

まずは、借金の有無が賃貸物件の入居審査に影響するかどうかを解説します。

借金の有無は審査対象ではない

基本的に、借金があっても入居審査に大きな影響はありません。

入居審査で重視されるポイントは、きちんと家賃を支払い続けてくれるか、入居中に問題を起こさないかなどの点です。

年収や勤務先、雇用形態などをチェックして、家賃の支払い能力があると判断されれば、借金があっても審査に通過できる可能性が高いです。

具体的な審査対象に関しては、下記の記事をご覧ください。

>>賃貸契約の入居審査は何をチェックされている?基準や年収について解説

保証会社によって通りづらい場合も

賃貸物件の入居審査に落ちる理由にはさまざまな要因がありますが、必ずしも借金の影響ではありません。

しかし、なかには厳しい保証会社もあり、借金をしていると審査に通らない場合もあります。

保証会社は物件によって入居希望者が選べたり選べなかったりするので注意が必要です。

保証会社にはどのような種類がある?

賃貸物件の保証会社には、「信販系」「LICC加盟」「独立系」の主に3種類あります。

ここでは、各保証会社の特徴を紹介します。

信販系

信託系の保証会社は、CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)などに加盟しており、入居審査でカードローンやクレジットカードの利用履歴を照会しています。

携帯電話の分割払いや奨学金、公共料金など複数項目の滞納履歴をチェックしているため、借金のある人にとって信販系が一番厳しい審査だといわれています。

実際に、過去に滞納履歴のある人は、審査否決になる可能性が高いです。

LICC加盟

LICC(一般社団法人 全国賃貸保証業協会)に加盟している保証会社は、協会内で申込情報や家賃滞納などの情報を共有しています。

そのため、一つの保証会社で家賃滞納などの事故を起こしたときは、LICCに加盟している他の保証会社の審査にも影響が出てしまいます。

一度登録された情報は、保証委託契約の終了時から5年間消去されません。

実際に、滞納履歴が掲載されている期間に賃貸審査に通るのは難しいでしょう。

独立系

独立系の保証会社は独自の基準で審査をおこなっており、審査時に信用情報などを確認することはありません。

カードローンやクレジットカードなど他社の滞納履歴は一切わからないため、借金のある人でも入居審査に通る可能性があります。

他の保証会社と比べて審査は緩いとされており、信販系やLICC系の保証会社は審査否決されても、独立系の審査で承認されたケースは多いです。

保証会社に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

>>賃貸保証会社とは?利用するメリットや保証範囲について徹底解説

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賃貸物件の入居審査に落ちる可能性があるケース

入居審査に落ちる可能性があるケース

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賃貸審査に落ちる可能性があるのは、家賃の滞納履歴や収入面に問題のあるケースです。

具体的に各ケースの事例を見ていきましょう。

家賃の滞納履歴がある場合

過去に家賃やクレジットカードなどで滞納したことがある人は、契約しても再び家賃を滞納する恐れがあるとみなされ、審査に落とされる可能性があります。

信販系やLICC加盟の保証会社では情報が共有されているため、滞納履歴を隠し通すことはできません。

独立系の保証会社であっても、過去に同じ会社で家賃を滞納したことがある場合は、審査に通過することが難しくなります。

ただし、光熱費の滞納だけであれば問題ない場合が多いです。

収入に見合わない家賃の物件を借りる場合

収入に対して家賃が高すぎる場合、継続して家賃を払い続けることが難しいと判断され、入居審査に落とされる可能性があります。

収入に見合う賃料の一般的な目安は、月収の3分の1程度です。

例えば、月収30万円の人なら、家賃10万円程度の物件を借りられます。

月収の3分の1を超える家賃の物件を借りようとすると、審査落ちする可能性が高いです。

そのため、家賃は月収の3分の1を超えない範囲内に設定して、現在の収入に見合った部屋を探しましょう。

無職で収入がない場合

無職で収入がなければ、当然家賃を支払い続けられないと判断され、賃貸審査に高確率で落とされます。

ただし、十分な貯金のある人や内定が決まっている人であれば、無職であっても賃貸審査に通る可能性はあります。

無職だと絶対に賃貸審査に落ちるわけではないですが、本人に十分な収入がない場合は連帯保証人を立てるなどの対策が必要です。

賃貸物件の入居審査に関して詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

>>賃貸保証会社の審査!確実に通過するために必要な情報を解説

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借金の有無は不動産会社に伝えよう

借金の有無は賃貸審査に大きな影響がない場合が多いものの、なかには厳しい保証会社もあります。

保証会社が選べる物件の場合は、借金があることを不動産会社に正直に伝え、比較的に審査を通過しやすい保証会社を選びましょう。

事前に借金があることを不動産会社の担当者に伝えておけば、適切なアドバイスをもらえたり、独立系の家賃保証会社を利用して審査をするなど配慮してくれたりする可能性があります。

借金を隠さずにきちんと報告することで、物件選びもスムーズになり賃貸審査に落ちるリスクを回避できるでしょう。

まとめ

借金があるからといって、必ずしも賃貸審査に落ちるわけではありません。

しかし、賃貸保証会社によって審査基準が異なるため、審査時に信用情報を確認する信販系の保証会社だと、審査落ちする可能性もあります。

賃貸審査に通るか不安な方は、事前に不動産会社に相談しておきましょう。

借金のことを隠さずに、きちんと伝えることが賃貸審査に通る近道です。

賃貸物件選びなら、ぜひ賃貸スタイルをご活用ください。

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