家賃が高い物件は立地や設備面で有利ですが、「貯金ができない」「初期費用や更新料が高くなりやすい」などのデメリットがつきまといます。
住んでから後悔しないためには、地域ごとの家賃相場や収入とのバランスをもとに適正家賃を考えることが重要です。
また、今住んでいる物件の家賃が高い場合は、節約や家賃が安い物件への引っ越しを検討してみましょう。
この記事では、家賃が高い物件の特徴やデメリット、家賃が高い場合の解決方法などを解説します。
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目次
今住んでいる物件の家賃は高い?
無理のない範囲で支払える家賃は人によって異なります。
家賃相場や収入とのバランスをもとに、今住んでいる物件の家賃が高いかどうかを考えてみましょう。
家賃相場を把握しよう
まずは、お住まいの地域の家賃相場を把握することから始めましょう。
家賃相場は地域によって差が出やすいポイントです。
例えば東京都では、23区外よりも23区内のほうが家賃が高い傾向があります。
>>【東京都版】家賃が高い5エリアはどこ?高い賃貸物件の特徴も解説
東京都のワンルームのアパートの家賃相場から探す
エリアによっては、数万円から10万円以上の差があることも珍しくありません。
家賃相場に開きがあることは、同じ家賃で住める間取りにも違いがあることを指します。
今住んでいる物件の家賃が地域の相場よりも高い場合は、見直しを検討すべきタイミングです。
家賃相場から物件を探したいときは、賃貸スタイルを活用するのがおすすめです。
無理なく支払える家賃をもとに絞り込むことで、希望のお部屋を効率的に検索できます。
家賃相場から賃貸物件を探す
家賃相場が安い地域や賃料を安くするポイントが知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
>>賃貸物件の家賃が安い都道府県はどこ?賃料を安くするポイントもご紹介
家賃は月収の3分の1を目安に考えよう
適正な家賃を考える際は、月収とのバランスから判断するといいでしょう。
目安として、無理のない範囲で支払える家賃は月収の3分の1とされています。
以下では、手取り別の家賃の目安をまとめました。
手取り | 適正な家賃の目安 |
---|---|
15万円 | 5万円 |
16万円 | 5.3万円 |
17万円 | 5.6万円 |
18万円 | 6万円 |
20万円 | 6.7万円 |
22万円 | 7万円 |
24万円 | 8万円 |
25万円 | 8.3万円 |
家賃が高い物件の特徴は?
家賃が高い物件の特徴として、以下の2点が挙げられます。
- 利便性の高い好立地の場所にある
- 室内環境が充実している
好立地にある物件は人気があり、家賃が高くても入居者が集まりやすいため、貸主は募集にあたって家賃を下げる必要がありません。
例えば、都心にアクセスしやすいエリアや駅近の場所にある物件は、家賃が高い傾向があります。
特に最寄り駅までの所要時間が徒歩10分以内の物件は、家賃が高額になりがちです。
また、商業施設が近くにあることも家賃が高くなりやすい要因です。
家賃が高い物件は室内環境も充実しており、新しい設備が備わっていることも珍しくありません。
築浅で外装・内装がきれいな物件が多く、部屋の広さや耐久性の高さも魅力です。
共用設備も整えられており、セキュリティ性や防音性に優れている物件が多いです。
高額な家賃を支払う必要はありますが、その分快適な暮らしを送れるのはメリットでしょう。
家賃を支払い続けられるほどの余裕があるならば、立地や設備環境が充実した物件を候補に入れるのも選択肢の一つです。
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家賃が収入に対して高いと後悔する?高家賃の物件を借りるデメリット
高家賃の物件は快適に暮らせるのがメリットですが、一方でデメリットも存在します。
自分にとって適正な家賃を考える際の参考として、高家賃の物件を借りるデメリットを知っておきましょう。
生活費を節約する必要がある
収入に対して家賃が高い場合は、生活費を節約する必要が生じます。
家賃の金額にもよりますが、家賃・水道光熱費・通信費などの固定費が手取りの半分以上を占めることもあるでしょう。
手取りの大部分を固定費の支払いに回す場合、必然的に食費・交際費などの生活費を削らなければいけません。
特に給料日前は生活費がカツカツになりやすく、節約生活を余儀なくされる可能性があります。
お金が貯まりにくく精神的な余裕が生まれにくい
生活費を切り詰める生活では、お金を貯めるのは難しいものです。
貯金ができない状態が続くことで、精神的な余裕をなくしてしまう方は少なくないでしょう。
高家賃の物件で立地や設備に満足できても、貯金残高が気になって不安を抱え続けるのは、精神衛生上よくありません。
固定費の家賃を削れば、その分を貯金に回せます。
便利な生活と貯金による安心感を比較し、自分はどちらを優先すべきかを考えてみましょう。
生活のレベルを下げにくくなる
収入に対して家賃が高い物件に一度住むと、生活のレベルを下げにくくなります。
住環境が充実した物件に慣れてしまい、次の引っ越し先にも同程度の条件を求めがちです。
物件探しの妥協がしにくくなり、また家賃が高い物件を選ぶケースは珍しくありません。
初期費用や更新料が高額になる
初期費用や更新料が高額なことも、家賃が高い物件によくあるデメリットです。
初期費用は家賃を基準に算出されるため、家賃が高ければ高いほど初期費用もかさみます。
また、更新料は2年に1回かかるケースが多く、家賃が安い物件に比べて負担が大きくなるでしょう。
初期費用を抑えて引っ越したい場合は、敷金や礼金がかからない物件を探すのが得策です。
賃貸スタイルには初期費用がかからない物件の特集ページがあるため、ぜひチェックしてみてください。
敷金・礼金ゼロの賃貸物件を見る
家賃が高い場合の解決方法は?
収入に対して家賃が高い場合、ゆとりのある生活を送るのは簡単なことではありません。
家計に余裕を持たせるためにも、家賃が高い場合の解決方法を押さえておきましょう。
無理のない範囲で生活費を下げる
家賃が高い場合は、無理のない範囲で生活費を節約することが重要です。
積極的に自炊をして外食を減らすと、月々の支出を抑えられるでしょう。
また、こまめにコンセントを抜いて節電したり、残り湯の有効活用で節水を心がけたりすれば、生活費をさらに削減できます。
大家さんに家賃交渉をする
住んでいる物件の家賃が高いときは、大家さんに家賃の引き下げを交渉するのも手です。
家賃は変動するため、交渉によって安くしてもらえる可能性があります。
家賃交渉のコツが知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
>>賃貸の家賃交渉のコツ!入居前・入居後のタイミング別の交渉術
家賃が安い物件に引っ越す
結婚・出産・転職などによって環境が変化し、高い家賃が負担になるケースもあります。
家賃を支払い続けるのが難しい場合は、今よりも家賃が安い物件への引っ越しを検討しましょう。
まずは家賃以外の譲れない条件を明確にしたうえで、条件を満たす物件のなかから家賃が安い物件を探すのが得策です。
賃貸スタイルでは家賃5万円以下の物件がまとめられているため、物件探しの際に活用してみてください。
家賃5万円以内の賃貸物件を見る
また、引っ越し時の初期費用をなるべく抑えたい方は、以下の記事をチェックしてみるのがおすすめです。
>>賃貸契約の初期費用の値下げ交渉術!下がる可能性がある項目まとめ
現状の家賃が高い場合は家賃交渉や住み替えを検討しよう
家賃が割高の物件は好立地にあることが多く、設備が充実していて便利に暮らせます。
一方で、思うように貯金ができなかったり、節約を余儀なくされたりする点には注意しなければいけません。
現状の家賃の負担が重すぎる場合は、家賃の減額交渉や家賃が安い物件への住み替えを検討するのがおすすめです。
まずは地域ごとの家賃相場や収入とのバランスをもとに、自分にとって適正な家賃を考えてみましょう。
なお、賃貸スタイルでは家賃相場から物件を検索できます。
効率的な物件探しに役立つため、ぜひ活用してみてください。
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